はれ ときどき こうた

決して綺麗な文ではありませんが何かを感じ取っていただけると嬉しいです。

実家で『火の玉』を見た話

 

皆さんこんにちは!

ビーチサンダルで出勤する

のがマイブームなコウタです!

 

 

実家で『火の玉』を見た話

 

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たしかあれは私がまだ

小学生だったころ

 

当時私だけの部屋というのは

なくて長方形の部屋の中央に

2段ベッドを置き片方が私、

片方が妹の部屋としていました

 

ちなみに2段ベッドの上が

私、下を妹が使っていました

 

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その日もいつも通り寝て

いたのですが

 

ふと

 

深夜2時くらいに

目が覚めまして

 

当時母親が妹の部屋に

布団を敷いて寝ていたので

それで何となく「寝てるかな」

と2段ベッドの上から妹の

部屋を覗くと

 

妹の部屋の隅に置いてあった

加湿機の上あたりがうっすら

と光っており

 

青だかオレンジだか

わからない色の「何か」

がユラユラとしているのです

 

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それを見て私はなんだか怖く

なり母親に声をかけました

 

「母さん!母さん!なんか

加湿機の上が光っとるよ…!」

 

すると母親は

 

「豆電球が加湿機に

反射しとんじゃない」

 

と寝ぼけた声で答えました

 

私は小さい頃からお化けとか

そういう類のものが大のニガテ

でとにかく暗闇が怖かったので

いつも豆電球を付けて寝て

いました

 

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母親の言葉を聞いて

安心し

 

「あ、なんだ焦ったー」

 

なんて考えながら何だか

君が悪いので私は豆電球

のスイッチを切りました

 

 

しかし…

 

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依然として加湿機の上では

青だかオレンジだかの何かが

ユラユラとしているでは

ありませんか

 

私の背筋は一気に

凍り付きました

 

それでもう怖くて怖くて

堪らなくなって…

 

私は逃げ込むように

布団の中に潜り込みました

 

 

 

そして気がつくと

そこにユラユラはなく

いつもと変わらぬ朝と

加湿機がありました

 

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どうやら私は布団に潜って

そのまま寝落ちしたようです

 

 

そしてその丁度1ヶ月後

くらいに"山のじいちゃん"

と呼んで慕っていた大好きな

私のひいおじいちゃんが

亡くなりました

 

 

 

今になってこの時の

ことを思い出すと

 

『火の玉』というのは

人が死を悟った時に、その

人の魂が身体から抜け出して

出てきたものなんて言いますから

 

「もしかしたらあれ、ひい

おじいちゃんだったのかもな〜」

 

なんて。

 

 

もう

 

それなら事前に言っといてよ〜

 

脅かすなんてひどいじゃないか

 

 

 

たしか山のじいちゃんの

口癖は「おーおー、来たんか」

だった気がします

 

 

最後に会いにきてくれて

ありがとう

 

嬉しかったよ

 

こうたはこんなに

大きくなったよ

 

 

また絶対会おうね

 

元気でね

 

 

山のじいちゃん

 

 

〜完〜

 

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